消化器外来

消化器外来

消化器科医、内視鏡医による、食道、胃、大腸、膵臓、胆嚢等の診断、治療を行っています。

消化器外来では主に「食道」「胃」「大腸」「膵臓」「胆嚢」を中心に治療を行う診療科です。
お腹に気になる症状のある方、健康診断で異常を指摘された方、ご家族に消化器癌患者がいらっしゃる方など、ご相談ください。
当院では、血液検査やレントゲン検査の他、胃内視鏡検査(胃カメラ)、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)、腹部超音波検査(腹部エコー)を受診いただくことが可能です。

【取り扱う主な疾患】
食道 胃食道逆流症、逆流性食道炎、食道がん
胃炎、胃ポリープ、機能性胃腸症、胃潰瘍、ピロリ菌、粘膜下腫瘍、胃がん
大腸 便秘症、下痢症、潰瘍性大腸炎、大腸ポリープ、大腸がん
膵臓 膵炎、膵嚢胞、膵がん
胆嚢 胆石、胆嚢ポリープ

※肝臓は別途【肝臓外来】がございますので、そちらを参照ください。

胃・大腸の内視鏡検査について

診療のご案内

  • 診察・検査は2階で承っております。ご希望の方は2階へお越しください。
  • 内視鏡検査は胃・大腸ともに予約制です。
  • 診察のご予約はお電話(03-5422-8391)にて承っております
  • 品川区民対象の胃がん検診(内視鏡検診)についても承っておりますのでご相談ください。

胃カメラ診療のご案内

  • 当院では、一貫した診察・診断が出来るように、診察医が胃カメラを実施いたします
  • おひとりに丁寧な対応ができるよう、検査は予約制となっております。
    そのため、お待ち時間が少なく検査が可能です。

    ※当日の診察状況により一時的にお待ち頂く状況が発生することがございます。ご了承ください。

  • 少しでも楽に検査を受けて頂けるよう、ご希望があれば鎮静剤を使用することができます

    ※胃カメラではお痛みはございませんが、嘔吐反射がつらいという場合にお使いになれます。
    是非お気軽にご相談ください。

    ※品川区胃がん内視鏡検査をお受けになられる場合は区の規定により鎮静剤はお使いいただけません。

  • 胃カメラはお口から、お鼻からどちらでもお好きな方をお選びいただけます。

■ 検査担当医

診療時間
午前 税所 原澤 税所 税所 原澤 原澤 -
午後 - - - - - - -

胃カメラ検査

胃カメラとは

胃カメラとは、胃内視鏡検査、正式には上部消化管内視鏡検査と言われる検査の事です。
この検査では胃だけでなく、のどから食道・胃・十二指腸までを観察することができます。
先端に小型のカメラが付いた細長いチューブを鼻や口から入れて、消化管の内部をモニターで映し出して検査をします。
実際に粘膜を観察することにより、粘膜の色調の変化や凹凸などの情報を得ることができ、胃がん・食道がんの
早期発見に非常に有用な検査と言えます。

がんのほかにも、慢性胃炎やポリープ、逆流性食道炎などの炎症性の疾患や潰瘍などの診断をすることができます。

所見によっては、生検(組織の一部を採取する検査)を実施したり、ピロリ菌検査が必要かどうかの目安とすることもあります。

胃カメラを受けた方がよいと考えられる方

  • のどのつかえ感、すっぱいものが上がってくるような感じがある
  • ゲップ、口臭が気になる
  • 胃もたれ、吐き気、胃痛、食欲の低下、体重減少といった症状がある
  • 家系に胃がんの方がいる
  • ご家族にピロリ菌感染の方がいる場合
  • 30歳以上で、一度も胃カメラを受けたことがない
  • 以前ピロリ菌が陽性だった
検査の流れ
  • ① 医師との問診後、検査予約日を決定し、看護師より検査説明をさせて頂きます。
  • ② 検査当日、朝食を抜いてご来院頂き受付を済ませます。
  • ③ 消泡剤を内服して頂きます。
    これにより胃の粘液を溶かし、泡を消して胃の観察がしやすくなります。
  • ④ 鼻からの検査の場合、出血を予防し鼻の通りをよくするお薬を鼻に散布します。
    (口からの場合このステップはありません)
  • ⑤ のど・鼻の局所麻酔を行います。
    口からの場合は、麻酔の液体を口の奥に少しの時間貯めて頂きます。
    鼻からの場合は、鼻に麻酔の液体を注入し、細いチューブを入れて鼻の通りを確認します。
  • ⑥ 診察台に横になり、カメラを挿入していきます(検査時間は約5分程度です)。
  • ⑦ 検査後、医師の診察に胃カメラの結果を画像で見ながらご説明させて頂きます。
    その後ご帰宅となります。

    ※生検をされている場合、2週間後に結果のご説明となります。

    ※結果によってピロリ菌検査が追加となることもあります。

    ※必要に応じて提携病院にご紹介することがあります。

大腸カメラ診療のご案内

  • 当院では、内視鏡担当医*が大腸カメラを実施いたします

    ※日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医・指導医の資格を持つ医師が実施します。

  • おひとりに丁寧な対応ができるよう、検査は予約制となっております。
    ゆとりをもってお一人お一人に丁寧な医療を提供することが可能です。
  • 少しでも楽にお体の負担が少ないよう、鎮静剤を使用した検査を実施しております

    ※検査中お辛いことがございましたら、その都度鎮静剤を追加することが可能です。
    是非お気軽にご相談ください。

  • 患者様の検査中や検査後の事を考え、お腹の張りを軽減するガス(医療用炭酸ガス)を採用しています。
  • 当院はNTT東日本関東病院、昭和大学病院、厚生中央病院と連携しております。

■ 検査担当医

診療時間
午前 - - - - - - -
午後 - 原澤 原澤 原澤 - - -

大腸カメラ検査

大腸カメラとは

大腸カメラとは、大腸内視鏡・下部消化管内視鏡と呼ばれる検査です。
先端にカメラのついたやわらかいチューブを肛門から挿入し、全大腸を観察します。
ポリープがあった場合には、その場で切除することも可能です。入院は必要ありません。
また、粘膜に異常があった場合は生検(粘膜の一部を取る検査)も可能です。

大腸がんについて

近年、大腸がんの発生率が急増しており、がんによる死亡率でも男性は第2位、女性は第1位になっています。
大腸がんは自覚症状に気付きにくいという特徴があり、症状が出てから病院を受診したときにはすでに症状が進行していたという場合もあります。
早期に発見して適切な治療を行えば、9割以上の大腸がんが治癒可能だと言われています。
自覚症状にかかわらず、定期的に大腸検査を受けましょう。

こんな症状があるときはご相談ください

  • 健康診断で便潜血を指摘された
  • 腹痛、便秘、下痢、血便がある
  • 40歳以上で大腸カメラを受けたことがない
  • 家系に大腸がんの方がいる場合
  • 最近便が細いと感じる
検査の流れ
  • ① 医師との問診後、検査予約日を決定し、看護師より検査説明をさせて頂きます。
  • ② 検査前日から、制限食をお召し上がりいただき緩下剤を内服し就寝します。
  • ③ 検査当日は朝食を抜き、腸管洗浄剤を内服して大腸の中をきれいにします。
    ※ご不安な方は院内での服用も可能ですのでご相談ください。
  • ④ 3~4時間ほどかけて大腸がきれいになりますので、おなかが落ち着いた時間に当院にご来院いただきます。
  • ⑤ 問診をして排便状況を確認したのち、検査着にお着換え頂きます。
  • ⑥ 診察台に横になり、鎮静剤と腸の動きを抑えるお薬を使います。
    効果は個人差があり、検査中に追加することもできます。
    少しうとうとした状態で検査を実施します。
    検査時間は20分程度です。
  • ⑦ 検査終了後、リクライニング椅子に移動し、1時間ほど休憩していただきます。
  • ⑧ お目覚めを確認し、医師の診察で結果の説明を受けてご帰宅です。
    ※生検・ポリープ切除をされている場合、2週間後に組織検査結果のご説明となります。
    ※必要に応じて、ご紹介となることもあります。
よくあるご質問
検査を予約したいです
まずは医師の診察を受けていただいてからのご案内となります。
診察予約はお電話(03-5422-8391)にて承っております。
当日検査は可能ですか
大腸カメラの当日緊急検査は行っておりません。まずはご相談ください。
大腸カメラと同時に胃カメラは行っていますか
当院では実施しておりません。別日でのご案内となります。
生理中でも検査は可能でしょうか
検査自体は問題なく受けていただけます。
検査後の生活に制限はありますか
鎮静剤を使用した場合、検査当日はお車・バイク・自転車の運転ができません。
ポリープを切除した場合、1週間程度は飲酒や激しい運動、遠方へのご旅行ができません。
支払い時クレジットカードは使えますか
クレジットカードはお使いいただけません。現金支払いのみとなります。
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