皮膚科

皮膚科 (保険診療)


皮膚科専門医(日本皮膚科学会認定)が様々な皮膚のお悩みにお応えします ※全年齢対象

アトピー性皮膚炎、じんましん、湿疹、かぶれ、花粉症、シミ、にきび、いぼ、たこ、うおのめ、円形脱毛症、虫さされ、とびひ、水いぼ、ヘルペス、帯状疱疹、やけど、感染などの診療をおこなってまいります。
アレルギー性皮膚炎・鼻炎など、採血による検査と治療も可能です。
その他、皮膚のお悩みがあればまずはお気軽にご相談ください。
小児(乳幼児含む)の皮膚疾患(おむつかぶれ、脂漏性湿疹、アトピー性皮膚炎、いぼ、ほくろ、あざ)や、大人・高齢者の方まで、年齢問わず皮膚のお悩み全般にお応えしますので、お気軽にご相談ください。

■ 診療時間表(2023.4.1~)

診療時間
午前
9:00-12:30
受付時間は
12:00まで
谷川 谷川 - 谷川 谷川 谷川
非常勤
-
午後
14:00-18:00
受付時間は
17:30まで
谷川 谷川 - 谷川 谷川 - -

※土曜日の担当医は下記の通りです
第1土曜日:谷川医師
第2土曜日:谷川医師
第3土曜日:非常勤医師
第4土曜日:谷川医師
第5土曜日:休診

  • 診療予定は予告なく変更となる場合がございますので、お電話でご確認・ご予約をお願いいたします。
  • 日曜・祝日・第5土曜日は休診日です。
  • 受付時間内にご来院ください。

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初めて受診される方は、問診票を記入してご持参いただききますと、受付がスムーズです。

主な皮膚疾患について

アトピー性皮膚炎

症状

かゆみ・皮膚の赤み・かさかさ・ぶつぶつなどがありますが、症状がひどいと・じくじくしたり皮膚がごわごわ硬くなって、ぽろぽろむけたりします。

原因

遺伝因子に環境因子が加わって発症すると言われています。遺伝因子としては皮膚のバリア機能が弱く、乾燥しやすい外界からの異物にアレルギー反応を起こしやすいということが言われています。環境因子は悪化因子とも言われ、ダニ・ハウスダスト・細菌・かびの他、シャンプーや石鹸や汗などがあります。

予防

保湿が大切です。前述の悪化因子を減らすため、衣類・洗剤・顔や体に塗るものなどをできるだけ刺激の少ない物にします。掃除も大切です。

治療

医薬品の保湿薬、ステロイドやタクロリムス、コレクチム軟膏などの外用薬(塗り薬)、抗アレルギー剤の内服、漢方薬などを症状にあわせて使います。近年は注射薬の治療(デュピクセント)が可能となりました。アトピー性皮膚炎の皮疹やかゆみの原因になっているものを選択的にブロックする新しい治療法です。ご自宅で使えるペン型注射もあります。

水虫

症状

趾間型…足の指の間の皮がむけたり、ふやけたりします。
小水疱型…足の裏や縁に、小さな水ぶくれができます。
角質増殖型…皮膚が乾燥して厚くなり、ひび割れることもあります。

原因

白癬菌の感染が原因です。感染した人が出入りする共同浴場やスポーツ施設などに行ってうつったり、家族に白癬菌の感染者がいて、いつの間にか感染していたりします。

予防

毎日よく足を洗い流し、その後は蒸れないようにします。

治療

外用薬(塗り薬)が一般的ですが、重症の方・難治の方は飲み薬を服用します。

にきび

症状

顔・胸・背などの毛穴に白いニキビから始まり、炎症を起こすと赤いニキビとなります。強い炎症を起こすと、ニキビ痕が残ることがあります。

原因

毛穴に皮脂がたまって発疱しますが、その原因としては思春期・月経前・不規則な生活・ストレスなどによるホルモンバランスの変化・便秘・乾燥肌・間違ったスキンケアで毛穴がつまってしまうことが挙げられます。

予防

毎日の洗顔が基本です。適度な保湿も大切です。化粧品はノンコメドジェニック(ニキビができにくいことが確認されている)製品を使用します。

治療

近年、新薬が開発され、にきびには数種類の外用薬があります。
併せて症状に応じ、抗生剤の内服を行なったり、身体の状態を整える漢方薬を内服したりする場合があります。
また、ケミカルピーリングが有効です。

シミ 頻度の高いものとして、【肝斑】【老人性色素斑】【炎症後色素沈着】があります。

症状

肝斑…両頬に比較的左右対称な茶色いシミができます。
老人性色素斑…顔、腕、手の甲などに茶色いシミができます。
炎症後色素沈着…炎症をおこした部位に茶色いシミが残ります。

原因

肝斑…日光(紫外線)暴露が原因と言われています。
老人性色素斑…長期の紫外線暴露と遺伝子関与が言われています。
炎症後色素沈着…ガンや、やけどなどで皮膚に炎症が起きたあとが残りシミになります。

予防

肝斑、老人性色素斑では紫外線を避けることが大切です。炎症後色素沈着ではそれに加え炎症をできるだけ早く治すことが大切です。

治療

美白作用を有する薬の内服に加え、症状に応じて以下の治療を行います。
肝斑…ハイドロキノンなどの外用薬の使用。
老人性色素斑…液体窒素療法など。ハイドロキノンが有効な場合があります。
炎症後色素沈着…炎症治療がまず大切ですが、残ってしまったシミにはハイドロキノンなどの外用薬を使用します。

うおのめ・たこ

症状

足うらや足のゆびに皮膚が硬くなった部分が出てきます。歩くと圧迫されて痛いこともあります。イボと見た目が似ていることもあります。

原因

不適合な靴により圧迫されたり、足の指の変形などで圧迫されて出てくることが多いです。

予防

底が柔らかく、クッション性があり、大きさや形が自分に合った靴を選ぶことが大切です。

治療

硬い部分を削って取り除きます。貼り薬や塗り薬を使う方法もあります。

いぼ

症状

皮膚から、盛り上がった突起は一般的に全てイボと呼ばれる傾向にあるようですが、医学的にはウィルス性疣贅(ゆうぜい)のことを指します。 手足によく出る尋常性疣贅、足裏に出る足底疣贅、顔によく出る青年性扁平疣贅などがあります。

原因

ヒト乳頭腫ウィルスの感染によって生じます。切り傷、肌荒れなど皮膚の弱ったところに、外からウィルスが感染します。そのままにしておくとウィルスの増殖とともにイボが大きくなったり、数が増えたりします。

予防

普段から健康的な皮膚を保つよう、保湿などのスキンケアをすることが大切です。 乾燥を避け、肌荒れや傷は出来るだけ早く治療して治しましょう。

治療

液体窒素による凍結、ヨクイニンなど漢方薬の内服、軟膏や貼り薬の外用治療を適宜組み合わせて治療します。

水いぼ

症状

お子様に多いです。水様光沢を帯びた淡紅色~肌色のぶつぶつができます。
放っておくとウイルスなのでうつって増えていきます。

原因

伝染性軟属腫ウイルスの感染です。さわってうつります。

治療

専用の丸いピンセットで摘みとる方法が一般的です。その他、液体窒素療法等の治療があります。
放置すると6ヶ月から5年かかって自然に治りますが、その間、水いぼが増えることが多いです。
当院ではご希望を伺った上で、症状に合わせて治療方針をご提案しています。

蕁麻疹(じんましん)

症状

皮膚に赤みのある、ふくらみができます。多くの方は強いかゆみを伴います。発疹の大きさは様々です。出たり消えたりするのが特徴です。

原因

食べ物、薬などに対するアレルギー反応、感染症、動物・魚介類などの接触、寒暖差などが言われていますが、疲労やストレスなども原因となります。血液検査で原因が推定できることもあります。

予防

疲労・睡眠不足にならないよう、ストレスをためないよう気を付けます。外から刺激になりそうなもの、香辛料、お酒、熱い湯などは避けます。

治療

抗ヒスタミン薬や、抗アレルギー薬の内服が一般的です。患部は掻いたりせずに、冷やします。症状に応じて注射が必要な場合もあります。

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