アトピー性皮膚炎

症状

かゆみ・皮膚の赤み・かさかさ・ぶつぶつなどがありますが、症状がひどいと・じくじくしたり皮膚がごわごわ硬くなって、ぽろぽろむけたりします。

原因

遺伝因子に環境因子が加わって発症すると言われています。遺伝因子としては皮膚のバリア機能が弱く、乾燥しやすい外界からの異物にアレルギー反応を起こしやすいということが言われています。環境因子は悪化因子とも言われ、ダニ・ハウスダスト・細菌・かびの他、シャンプーや石鹸や汗などがあります。

予防

保湿が大切です。前述の悪化因子を減らすため、衣類・洗剤・顔や体に塗るものなどをできるだけ刺激の少ない物にします。
掃除も大切です。

治療

医薬品の保湿薬、ステロイドやタクロリムス、コレクチム軟膏などの外用薬(塗り薬)、抗アレルギー剤の内服、漢方薬などを症状にあわせて使います。近年は注射薬の治療(デュピクセント)が可能となりました。アトピー性皮膚炎の皮疹やかゆみの原因になっているものを選択的にブロックする新しい治療法です。ご自宅で使えるペン型注射もあります。

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