シミ
頻度の高いものとして、【肝斑】【老人性色素斑】【炎症後色素沈着】があります。
症状
肝斑…両頬に比較的左右対称な茶色いシミができます。
老人性色素斑…顔、腕、手の甲などに茶色いシミができます。
炎症後色素沈着…炎症をおこした部位に茶色いシミが残ります。
原因
肝斑…日光(紫外線)暴露が原因と言われています。
老人性色素斑…長期の紫外線暴露と遺伝子関与が言われています。
炎症後色素沈着…ガンや、やけどなどで皮膚に炎症が起きたあとが残りシミになります。
予防
肝斑、老人性色素斑では紫外線を避けることが大切です。
炎症後色素沈着ではそれに加え炎症をできるだけ早く治すことが大切です。
治療
美白作用を有する薬の内服に加え、症状に応じて以下の治療を行います。
肝斑…ハイドロキノンなどの外用薬の使用。
老人性色素斑…液体窒素療法など。ハイドロキノンが有効な場合があります。
炎症後色素沈着…炎症治療がまず大切ですが、残ってしまったシミにはハイドロキノンなどの外用薬を使用します。